進撃の巨人が完結してしばらく経ちますが、私は今アニメ進撃の巨人3を見ています。コミックスでは追ってるものの、テレビアニメは最初のだけしか見てなかったのです。dtvでは6月末まで配信中とのことで、続くThe FInal Seasonも含めて見ておくことにしましょう。
さて、そんな進撃の巨人3のアニメ、放送されて久しくもあり今更ながらその感想を書くというのも普通はないんですけど、今回かなり引っかかる部分があったのでちょっと思ったことを書いておくことにしました。同じように思っている人も少しはおられるのではないかと。
この進撃の巨人3の内容については私もまだ10話までしか見ていないので全体については語れませんが、あのケニー・アッカーマン登場から始まるということで、中央憲兵対調査兵団という人間対人間の争いがクローズアップされ始めるストーリーですね。
巨人相手も相当しんどいですが、人対人というテーマに移ったら、それはそれでまた重苦しさが漂うんですよね。そのせいか進撃の巨人という作品自体に対する印象もどこか重たくなり、そして内容も理解しにくくなってきたように思います。途中で2、3冊前のものをもう一度読み返して、話を理解し直すこともしばしばありましたが、皆さんはどうでしょうか。
ただアニメになると、なんというかコミックスで感じた重苦しさはあまりないまま、ヒストリアが女王になるところまで進みました。ネットで調べてみると、コミックスでは冗長気味だったものをコンパクトにまとめたらしい話が書かれていましたので、それの効果なのでしょうね。
さて、コンパクトにまとめるとなると内容を端折る部分が出てきます。アニメを見て感じたのは、リーブス会長とリヴァイが合意する場面がアニメで大幅にカットされていたということ。「怒られてばかりだ」「あんたは頭がいい」というセリフもなかったし、それよりもすぐに合意したのが、なんだか不自然な印象を持ったものです。さらに、ヒストリアに「女王になったら殴ってやればいい」と話す場面もなく、リーブス会長は殺されることになります。
まあでも、これはこれで作品としての「形」は保った状態だったと思います。こういう風にしたんだなと思って見ていられましたから。
ところがです。今回の第10話「友人」で「えぇツ??」ていう展開を見てしまいました。それがなんだかとっても引っかかるので、この気分を書き記しておきたいな、と。